(やすらぎの里の代表、大沢剛先生&ソラちゃんと)
3年ぶりに、夫婦で「やすらぎの里」に来ました。
私が滞在したのは「高原館」。
こちらの3泊4日(金〜月)プランがスケジュール的にちょうどいいので、夫婦で来るようになりました。
随分前から来ているなあと思って先生にお聞きしたら、高原館には12年前から来ていました。
その前は本館に行っていたので、たぶん14年ほど前からファスティングに来ているようです。(2004年ぐらいかな?)
最初のきっかけは、私が自分の超虚弱体質をなんとかしたい!と切実に思ったことでした。
それでネットでいろいろ検索し「やすらぎの里」を知り、本館の6泊7日の1週間プランに一人で参加したのでした。
その頃の私は、疲れるとすぐに全身に湿疹が出るのでステロイドを毎日飲み、3日に一度は頭痛、シーズンごとに風邪で1週間寝込むという感じ。
大きな病気はしないけれど、子供の頃からの脊柱側彎症もあり、すぐに疲れてしまいます。
海外旅行に行っても、日程の半分は寝込みます。
会食やお出かけの約束も一日置きにしか入れられなく、昼間に出かけたら夜は無理。
移動手段はほとんどタクシーでした。
絵を描くという自分の仕事以外をする体力はなく、掃除も洗濯も外注。
食事は夫が担当です。(これは今でもですが)
意気込んで申し込んだ「やすらぎの里」でしたが、最初の問診で「断食プラン」はやめたほうがいいということで「普通食プラン」での滞在になりました。
それでも基礎体力のない私には、最初の数日がとても辛かったのを覚えています。
だけど毎日組み込まれている体操や施術、散歩などで、1週間後には、自分の中に今までなかった「生きることへのポジティブなエネルギー」が溢れていました。
帰って来た私は、「なんだかいろんなことができる気がする!」と目を輝かせ、顔色もすっかりよくなっていて、夫もびっくりしていました。
実は申し込む時にはかなりためらいがありました。
断食道場という響きが、なんだかストイックだし、きっと集まっている人たちも変人ばかりなのでは・・・?と思っていて。(ほんと、ごめんなさい。)
行ってみると、同じように虚弱体質で悩んでいる人とダイエット目的の人が半々ぐらい。
一人で参加している人も多くて、居心地は悪くありませんでした。
今回、代表の大沢先生とも何度かお話していて「最初は、本当に弱かったよね〜」と言われて、「ああ、そうだったなあ」といろいろ思い出しました。
普通食のメインは玄米ごはんだったのですが、私は胃が弱くて玄米を食べると湿疹が出てしまいます。
鯖とたけのこも食べると湿疹が出るので、私だけちょこちょことメニューを変えてもらったりとお手数もおかけしました。
頭痛で一日中寝ていた日も多かったです。
断食中なら、そうなる人もいるのですが、普通食でも私には断食と同レベルのダメージを与えるんですよね・・。
先生に、「私、最近は代々木公園でランニングもしてるんですよ!」と誇らしげに話してたら、とても喜んでくださいました。(ほぼ歩いてるけど・・)
何度も「やすらぎの里」に滞在し、食事を変え、生活を変え、骨盤体操に通い、少しづつ体力をつけ、14年かけて、ようやく普通の人並みの体力がついたなあと思います。
玄米ごはんも鯖もたけのこも今ではもりもり食べています。
手っ取り早く健康になれればそれが一番だけれど、私にはこのゆるい歩みが自分に無理なく健康になれる道だったんだろうなあ。
少しづつ、「前の日よりもちょっとだけ元気」を積み重ねるやり方が合っていたようです。
諦めないでよかった。
最近は「健康である自分」が当たり前になりつつあるけど、ここに来たことで初心を思い出し、健康であるために大切なことをやっぱりきちんとやっていこうと改めて感じました。
明日からしばらく、今回の「やすらぎの里」のことを書いていきます。お楽しみに。
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